ホロヴィッツの夕べ

Дорогие Друзья!!

こんにちは。2001年の9月から10か月間のグネーシン音楽学校留学中に

日記を書いていたのですが、いま読み返すと 当時の心細さや

自信のなさ 拠り所のなさに われながら可哀そうに思ってしまいました。笑


2002年の1月12日に ”ホロヴィッツの夕べ” を読んでいたらしく、


『東洋人は西洋音楽を演奏できません。真似することしかできないのです。

まるでロボットですよ。これだけは断言できますね。』

というところを抜粋していて。笑


当時16歳だったわたしには刺激的な言葉だったようです。

東洋人が西洋音楽をすること、というのは

文化の理解、というふうに今は受け止めているような気がします。

また久々に読み返してみたい本です。










投稿者:

Natsuko

宮崎なつこ/Natsuko MIYAZAKI  香川県高松市生まれ。 4歳でヴァイオリン、10歳でピアノを始める。 12歳より単身でロシアに毎年ピアノ留学をしグネーシン記念モスクワ中等特別音楽学校にてロシアの音楽教育を受ける。 香川県立高松高校卒業後、世界三大音楽院の一つのチャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院に入学し同院ピアノ科を卒業。 2009年 国際ピアノコンクール3位 (ロシア/ルーザ) 2010年 国際ピアノコンクール審査員特別賞・ラフマニノフ賞 (ブルガリア) 2013年 SPOLETO国際ピアノコンクールソロ部門2位 (イタリア) 2014年 ASTI国際ピアノコンクールソロ部門2位 (イタリア) 帰国後、黒田亜樹プロデュース ピティナ・ピアノ曲事典 公開録音コンサート スクリャービン・全曲録音プロジェクトに参加。 2013年に高松市にて『宮崎なつこ ピアノ&ヴィオリン教室 /Natsuko Conservatory of Piano and Violin』を開校。 ピアノ&ヴィオリンのテクニックだけではなく、演奏と音楽を通じて五感を養い広い視野と自分を知ることを伝えていきます。