Noël! Noël!

Дорогие Друзья!

11月も後半にはいりました。

街にはクリスマスツリーが飾られて、クリスマスシーズン✨

という感じですね。

クリスマスキャロルで思い出すのが、マスネのオペラ 『ウェルテル』。

重いドイツ文学と優しいフランス音楽の絶妙なコンビネーション

と言われて人気な作品の一つですが、

ゲーテの作品 『若きウェルテルの悩み』 の影響力、社会現象、改めて知ると、

その当時の社会的な認識の硬さ、世間の常識の輪郭の太さ、に気づかされると同時

に、今 現代の日本は ほんとうに 自由 になっているな、という感じを受けま

した。 文明的に ”進化” しているんでしょうけども、

なんでもあり、という感じで 基軸となるものの概念がぼやけている感覚ありま

す。 これからの ”令和” 時代 どのような形で 心の拠り所 社会の秩序 が

創られていくのでしょうか。
 
みなさんも、お時間あるとき、”古典” である ゲーテやマスネの作品に触れてみ

て、 

現代の今の自分は何を感じるのだろう、というのを味わってみてください✨


M.Natsuko♬







クリスマスパーティ in Prof. Igolinsky

ショパンコンクール in Asia

あっという間に11月になり、今年も残すところ
あと2ヶ月になりました。🏃‍♂️

ピアノを学んでいる生徒たちは
いま
ショパンコンクール in Asia というものに
参加をし、ポーランド人の作曲者の作品
や、ショパンの作品を
学び、たくさん練習し、コンクールという
舞台で発表しています。

同じ作曲家の作品を色んな年代の学習者が
各々の視点で 表現していて
その過程を聴けて非常に面白いのです。

結果に、
点数にばらつきがあることに、関して
よく質問をうけますが、

そもそも、
“ 古典 “ と 呼ばれるものは
時代によって様々な読まれ方をしてきていて。

その楽譜の読まれ方には、
文学同様、時代ごとの社会状況や
聴衆心理が反映されているとおもいます。

そんななか、
一つ正しい、というか、
真実なのは、

奏者には誤読する権利がある。

ということな気がしました。

音の間違いを許す、ということではけっしてありません。
表面的な誤読はもちろん正さないといけませんが、いま言いたいのは

内面の表現に関して、です。

そもそも、多様な読み方ができる、というのは
メッセージが単純なものとくらべて、
相対的に、長く残りやすい。

だから

“古典” になるんだとおもいます。

なので、
いま出た結果の点数だけに固執するのではなくて、
このような姿勢で、
長い目で、
クラシック音楽を楽しんでくれたら、
もっと豊かな音 表現が
表に出てくるのではないかな、
と 期待してしまいます✨