指揮者 朝比奈隆先生

Дорогие Друзья!!

地震や感染拡大、寒さ、なんだかまた落ち着かない感じですが、

皆さまいかがお過ごしでしょうか⛄

こういう時に、聴きたくなる音楽、人によって様々だと思いますが、

皆さまどのような曲を聴いていらっしゃいますか?

生徒さんたちとの会話の中で、出てくる名前も、

各々キャラクターによって 聴きたい曲、心に響く歌詞、 声質、音質、

世代によってもバラバラです。

わたしが今聞きたい曲は何かな、と思ったときに とっさに思い浮かばないことに

自分自身 愕然としましたが……..💦

クラシック音楽限定で考えた場合、

年明けすぐ87歳のヴォスクレセンスキー先生の演奏をみて、

感動して。  いったい何に感動したのかというと、

忘れかけていた、西洋音楽の神髄とされているであろう概念の、’’普遍性’’ の意味に

気づかされたのかなぁ、と。

モスクワ音楽院で受けた教育のプロセス、の本筋は そこにあったな、と。

日本人指揮者の朝比奈隆先生は、法学と哲学を学ぶと同時に、ロシア系ユダヤ人の指揮者、

エマヌエル・メッテルの弟子として、ヴァイオリンや和声楽、指揮法を学んだ方で。

彼の歩んできた音楽の道のり、姿勢は

西洋音楽を学ぶ者の本筋を貫いていらっしゃる方なんだなぁ、と気づき、改めて

心からの尊敬を感じました。


クラシック音楽に限らず、いい音楽は、この世の中に

溢れているので、皆さまが少しでもいい気分になれる音楽との出逢い、

願っております💖





 

投稿者:

Natsuko

宮崎なつこ/Natsuko MIYAZAKI  香川県高松市生まれ。 4歳でヴァイオリン、10歳でピアノを始める。 12歳より単身でロシアに毎年ピアノ留学をしグネーシン記念モスクワ中等特別音楽学校にてロシアの音楽教育を受ける。 香川県立高松高校卒業後、世界三大音楽院の一つのチャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院に入学し同院ピアノ科を卒業。 2009年 国際ピアノコンクール3位 (ロシア/ルーザ) 2010年 国際ピアノコンクール審査員特別賞・ラフマニノフ賞 (ブルガリア) 2013年 SPOLETO国際ピアノコンクールソロ部門2位 (イタリア) 2014年 ASTI国際ピアノコンクールソロ部門2位 (イタリア) 帰国後、黒田亜樹プロデュース ピティナ・ピアノ曲事典 公開録音コンサート スクリャービン・全曲録音プロジェクトに参加。 2013年に高松市にて『宮崎なつこ ピアノ&ヴィオリン教室 /Natsuko Conservatory of Piano and Violin』を開校。 ピアノ&ヴィオリンのテクニックだけではなく、演奏と音楽を通じて五感を養い広い視野と自分を知ることを伝えていきます。