パブロ ピカソ🎨

Дорогие Друзья!!

11月、最後の1日となりました✨

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

モスクワ音楽院のボスクレセンスキー教授の

ピアノマスタークラスの通訳をさせていただいたとき、

ロシア人作曲家のアレクサンドル スクリャービンについてのお話の中で

画家パブロ ピカソとの共通点をおっしゃっていましたが、

それは、年代によって作風がガラリと変わるアーティスト、ということでした。

パブロ ピカソさんは周知のとおり早熟な天才で。絵画の技法という点だけでいえば

14歳ですでに完成されていて。

その先の彼の作品は ’’青の時代’’ に象徴されるように 完成された自身を壊して作り直してく

作業を行い続けた人です。

スクリャービンも同様、晩年には彼独自の圧倒的な独特な世界観が出来上がっていきました。





すでに出来上がっているものを学びながらも、

既存の世界を超える新しい世界をつくっていく生き方。



2021年の現在、どの分野でもイノベーションの重要性について語られていますが

彼らアーティストの生きる姿勢から学べることは相変わらず多そうです。

2022年まで残り1か月、

皆さま

実り豊かな時間を過ごせますように💕✨



投稿者:

Natsuko

宮崎なつこ/Natsuko MIYAZAKI  香川県高松市生まれ。 4歳でヴァイオリン、10歳でピアノを始める。 12歳より単身でロシアに毎年ピアノ留学をしグネーシン記念モスクワ中等特別音楽学校にてロシアの音楽教育を受ける。 香川県立高松高校卒業後、世界三大音楽院の一つのチャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院に入学し同院ピアノ科を卒業。 2009年 国際ピアノコンクール3位 (ロシア/ルーザ) 2010年 国際ピアノコンクール審査員特別賞・ラフマニノフ賞 (ブルガリア) 2013年 SPOLETO国際ピアノコンクールソロ部門2位 (イタリア) 2014年 ASTI国際ピアノコンクールソロ部門2位 (イタリア) 帰国後、黒田亜樹プロデュース ピティナ・ピアノ曲事典 公開録音コンサート スクリャービン・全曲録音プロジェクトに参加。 2013年に高松市にて『宮崎なつこ ピアノ&ヴィオリン教室 /Natsuko Conservatory of Piano and Violin』を開校。 ピアノ&ヴィオリンのテクニックだけではなく、演奏と音楽を通じて五感を養い広い視野と自分を知ることを伝えていきます。